Primaと同様に、ELLISはNIKKANなどのメーカーがあった時代、TOKAN(東京管楽器製作所)によって作られたトランペット。 ↑TOKAN ELLIS No12 N(3rd slide trigger付き) getしたトランペットは、時代を経てる割りにはきれい。『ほとんど使用せずにしまっていた品』とのこと。 ↑ ELLIS No12 NのMark エリス ELLIS No12 N 調子:B♭ ボアサイズ:M ベル直径:115mm ベル材:イエローブラス 色/仕上げ:ニッケルメッキ これもPrimaと同じく、写真のように、ベルとリードパイプを繋ぐ支柱が丸い。(初めて写真で見たとき『どんな音が出るんだろう』って思った) ステューデントモデルのPrimaと違って、『3rd slide trigger(第3トリガー)が取り付け可能』だと分かり、ネット検索。(ついてなかったのは紛失したため?) 適当と思われるものを発注してgetした。 届いた3rd slide triggerを取り付けた。 mouthpiece receiver(吹込桂)については、Primaと同様に、マウスを差し込むと、カタカタと動く。 こうしてみると、『点検の不備か構造的欠陥』ではないかと疑いたくなる。(一つだけなら、点検の不備かなんかで、『たまたまこんなのも出たんだろう』とも思えるが…) もちろん、マウスピースがカタカタと動くmouthpiece receiverは、Primaと同じく、再びテニス仲間からツールを借りて、補正した。 ピストンボタンの頭が上に出っ張っていることもPrimaと同じ。 ↑ピストンボタンを横から見た画像 ↑ピストンボタンを上から見た画像 Primaのとこで書いたように、演奏してみると指のふくらみの方が凹むから、さほど気にならなくはなるのだが、自分はピストンボタンの頭は、フラットか、少し凹んでた方が使い易い。 今はネットで、トランペットのピストンボタンも、お安くgetできるので、適当なものを購入。取り付けてみた。 ↑取り付けてみた いい感じ!だが、ネジ山は合ったが、購入したピストンボタンのネジは元のものより長く、ピストンボタンはピストン側のメネジに入りきらない。演奏には特に支障はないものの、このまま使い続けるには若干の抵抗がある。 力学的には安定とは言い難い状態で使い続けることで、他の部分にも影響があるだろうし、何らかの不具合が、その部分や他の部分に発生しても不思議はないからだ。(おそらくピストンの軸まわりの負担が大きいと思うが) ↑外して比較(手前の新しいピストンボタンのネジが元のものより長い) ということで、TOKANのトランペットをgetした方は、ピストンボタンはそのままで使われることをお勧めする。(特注で作成依頼したものを取りつけるか、ネジの長さを工具で適当に短くする等の手間をかけるなら、その限りではない) (Jan. '24)