NIKKANなどのメーカーがあった時代、TOKAN(東京管楽器製作所)によって作られたPrimaは、楽器としてのベーシックな機能を備えたステューデントモデル。 写真で分かるように、ベルとリードパイプを繋ぐ支柱がユニーク。自分は、この部分の支柱が丸くなっているのは、TOKAN以外には知らない。ステューデントモデルでもあるし、3rd slide trigger(第3トリガー)が ついてないのは分かるが、マウスをmouthpiece receiver(吹込桂)に差し込むと、カタカタと動く。 あと、気になるのは、ピストンボタンの形状が下に凹んでいるのではなく、上に出っ張っていること。下に凹んでいるタイプのものは、Swallowあたりのメーカーで見たことはあるし、特に違和感もなかった (指のふくらみにほど良くフィットして『滑りにくくなるのかな?』って感じもした)が、上に丸くなってる形状ならその逆のこと(速いパッセージの演奏時等に滑りやすくなるってこと)が起こるのではないかという不安が生じた。 実際、演奏してみると指のふくらみの方が凹むようで、さほど気にならなくはなる。ただ、自分はピストンボタンの頭は、フラットか、少し凹んでた方が違和感が無いし、使い易い。 もちろん、マウスピースがカタカタと動くmouthpiece receiverは、テニス仲間からツールを借りて、補正した。 ↑補正前 ↑補正後 ちょっと下の画像のほうがきれいになったような…。別に磨いたわけじゃないんだけどね。(木槌でトントンやってる時に、黒いサビみたいなのが落ちたのかな…?)ともあれ、何とかカタカタも直り、めでたし、めでたし! (Jan. '24)